|
ヴァージニア州南西部の山間に暮らすバンジョー奏者/マルチインストゥルメンタリスト、ネイサン・ボウルズのソロ・デビュー作です。ヴァージニア州サフォークで育ったボウルズは、ずっとピアノを習い、バンドでドラムを叩いたりしていましたが、スパイラル・ジョイ・バンドのライブに行き、その後にマイク・ギャングロフに紹介されたことが大きな転機になります。
ギャングロフと親交を持つようになったボウルズは、まずスパイラル・ジョイ・バンドやペルトに参加し、ブラック・トゥイグ・ピッカーズでフィドルを担当していたラルフ・ベリエ・Jr.に代わってメンバーとなり、ウォッシュボードを担当するようになります。バンドに溶け込んだ彼は、ギャングロフともうひとりのメンバー、イサク・ハウェルからバンジョーを渡され、クローハンマー奏法を習得し、バンジョー奏者として頭角を現します。
ボウルズは、ブラック・トゥイグ・ピッカーズが探求してきた伝統的なアパラチアン・マウンテン・ミュージックと、ペルトやスパイラル・ジョイ・バンドのドローン・ミュージックの狭間で、ミニマルで瞑想的な独自の世界を切り拓いています。曲目は、1、6、8、9、10がボウルズ、4がジャック・ローズ、11がアーニー・カーペンターのオリジナルで、2、3、5、6がトラディショナルです。ボウルズのスタイルは、あちらではアメリカン・プリミティヴィズムのリストにも加えられています。
レビューのテキストは準備中です。
|
|
| ◆Jacket◆ |
 |
| |
| ◆Track listing◆ |
|
| 01. |
|
Charlie's Pontoon |
| 02. |
Cindy |
| 03. |
Alabama Gals |
| 04. |
Lick Mountain Ramble |
| 05. |
Come Back Boys, Let's Feed The Horses |
| 06. |
Beans |
| 07. |
Ship In The Clouds |
| 08. |
Snaps |
| 09. |
Craig Street Hop |
| 10. |
Uttarama |
| 11. |
Elk River Blues |
|
| ◆Personnel◆ |
Nathan Bowles - banjo; |
| (Soft Abuse) |
| |
|
|
|