メイジーの瞳
What Maisie Knew

ヘンリー・ジェイムズの小説を現代に置き換え映画化
６歳の少女メイジーが見出す新しい家族のかたちとは

　NYに暮らす６歳のメイジーの家族が突然、二つになった。アートディーラーの父とロック歌手の母が離婚、共同親権を持つことになった二人の家を10日ごとに行き来することになったのだ。父はメイジーのシッターだったマーゴと再婚、最初は戸惑うメイジーだが、元々仲良しだったマーゴとの新しい関係をすぐに受け入れる。母の再婚相手の不器用だけれど心優しいリンカーンも、メイジーの大切な親友になっていった。だが、自分のことに忙しい両親は、次第にそれぞれのパートナーにメイジーの世話を押し付け始める。[プレスより]

　レビューのテキストは準備中です。マクギーとシーゲルのコンビについては「スコット・マクギー＆デヴィッド・シーゲル――表層と内面のギャップはいかにして乗り越えられるか」という作家論（『Suture』、『ディープ・エンド』、『綴り字のシーズン』を取り上げています）を書いていますが、この新作もその主題を引き継いでいるといっていいでしょう。

　2014年1月31日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、シネマライズほかにてロードショー！