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[Introduction] 監督は、アメリカで大学教育を受け、助監督や脚本家としてヨーロッパでも活躍するムンバイ出身のロヘナ・ゲラ。インドと欧米という二つの視点を持つ彼女が、差別が残るインド社会に変革を起こしたいという情熱で作り上げた本作は、2018年カンヌ国際映画祭批評家週間に出品され、見事GAN基金賞を受賞した。主演には、『モンスーン・ウェディング』(01)で注目を集めたティロタマ・ショームと、今年度アカデミー賞インド代表作『裁き』(14)のヴィヴェーク・ゴーンバル。(プレス参照)
[Story] 経済発展著しいインドのムンバイ。農村出身のメイド、ラトナの夢はファッションデザイナーだ。夫を亡くした彼女が住み込みで働くのは、建設会社の御曹司アシュヴィンの新婚家庭……のはずだったが、結婚直前に婚約者の浮気が発覚し破談に。広すぎる高級マンションで暮らす傷心のアシュヴィンを気遣いながら、ラトナは身の回りの世話をしていた。ある日、彼女がアシュヴィンにあるお願いをしたことから、ふたりの距離が縮まっていくが…。
ニューズウィーク日本版の筆者コラム「映画の境界線」で本作を取り上げています。その記事をお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。
● インドの女性問題と階級格差を描く|『あなたの名前を呼べたなら』
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| ◆スタッフ◆ |
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| 監督/脚本/製作 |
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ロヘナ・ゲラ
Rohena Gera |
| 撮影 |
ドミニク・コラン
Dominique Colin |
| 編集 |
ジャック・コメッツ
Jacques Comets |
| 音楽 |
ピエール・アヴィア
Pierre Aviat |
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| ◆キャスト◆ |
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| ラトナ |
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ティロタマ・ショーム
Tillotama Shome |
| アシュヴィン |
ヴィヴェーク・ゴーンバル
Vivek Gomber |
| ラクシュミ |
ギータンジャリ・カルカルニー
Geetanjali Kulkarni
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| アシュヴィンの父 |
ラーフル・ヴォーフラー
Rahul Vohra
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| アシュヴィンの母 |
ディヴィヤー・セート・シャー
Divya Seth Shah
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| ヴィッキー |
チャンドラチュール・ラーイ
Chandrachoor Rai |
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| (配給:アルバトロス・フィルム) |
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